和菓子によく使われる小豆等の豆類は、ミネラルやビタミン、ポリフェノール、植物繊維を多く含んでいます。
特に小豆は、ポリフェノールを多く含み、老化現象、運動能力や内蔵機能の衰え、物忘れ、皮膚のしわやしみ、動脈硬化、白内障、リウマチ、関節炎、痴呆症などを引き起こす活性酸素を退治する働きがあります。つまり老化、生活習慣病の予防に効果的です!
また、ビタミンB1、B2、B6を豊富に含んでおり、疲労回復に役立ち、身体を若々しく保ち、ひいては長寿につながる成分を含んでいるといえます。
「寒天」は、テングサやオゴノリといった紅藻類を煮詰めて作られており、その80%が食物繊維で出来ていて、しかもほとんどカロリーがありません。
また、寒天は水を吸収し数倍に膨れる性質をもっていますので、腸の中で大幅な体積を占め、糖の吸収速度を抑え、急激な血糖値の上昇と防ぐ効果もあります。
さらに、食物繊維を多く取るとことで肝臓でのコレステロールの分解を促進し、血液中のコレステロールを減らすことができます。腸内では、食物繊維が善玉菌により分解する際、乳酸などの有機酸が増え、酸に弱い腐敗菌の増殖を抑制し、ビフィズス菌などの善玉菌の増殖を促します。
結晶の粒が大きく純度の高い白ざら糖グラニュー糖、黒糖、白糖、さぬき名産和三盆糖等は、和菓子でよく使われるものです。
砂糖は私達、脳の活動に大きく関係しており、脳細胞をたくさん使った後には、消化吸収が速くすぐにエネルギーになる糖分の補給が必要になります。ちょっとした甘い物を補給することで脳も再び活性化できます。午後3時のおやつも元来、理にかなった休憩なんですね。
また、筋肉の活動は筋肉中の糖分をエネルギーに変えて行なわれます。つまり、疲れたときは血液中の糖分が減っていますから、急速に吸収できる砂糖を含んだ甘いものが、疲労回復にはいいことになります。
太るや、病気の元など、あまり印象の良くない砂糖ですが、適量であれば脳を活性化させ疲労回復にもってこいなのです!